Diary園日誌

「伝承遊び ちょんかけごま」

 お正月気分もまだ少し残っている1月11日(木)、ちょんかけごま保存会の方に来て頂き、年中組でちょんかけごまの見学を行いました。

2クラス並んで座り、まずは朝のご挨拶と新年のご挨拶。その後は、保存会の方のお話しを聞きながらこま回しの技を披露して頂きました。大人の手のひらを広げたくらいの大きさのこまを、長いひもを使って体もゆっくりぐるぐると回転しながら操っておられました。ひもに絡ませた状態でこまが行ったり来たり、手の上に乗せたり足をくぐらせたりと色々な技がありました。子ども達も、こま回しの小さな台がついた棒を手に持って、ぐるぐると回っているこまをそれに乗せて貰いました。ちょっぴり緊張した面持ちの子ども達でしたが、間近でちょんかけごまが見られてとても嬉しそうでした。

 熊本ならではの「ちょんかけごま」。今はなかなか遊んだりしませんが、保存会の方々も色々なところへ出向いて活動をされているそうです。初めて見る子ども達も沢山いたようですが、お正月にはこのような“伝承遊び”に親しむのも大事なことだと感じました。